大腸内視鏡検査では、大腸内を隅々まで見えやすくするため、下剤を飲んで腸内環境を綺麗にしていただく必要があります。
しかし、決められた時間に2ℓ近い水分を飲むのは大変という声を伺うことがあるのも事実です。
そこで当クリニックでは、いくつかの下剤を取り揃え、患者様の年齢やライフスタイルなどをもとに適したものを提案いたします。
レモン風味だったり、薬剤の服用量が少なくて済んだりとさまざまなタイプをご用意していますので、何でもご相談ください。
患者様の飲みやすい下剤を選んでいただけます
当クリニックでは、3種類の下剤をご用意しておりますので患者様が飲みやすいものを選んで楽に検査を受けて頂くことが出来ます。
当クリニックまでご相談ください。
モビプレップは、ニフレックと呼ばれる下剤をより濃くしているのが特徴です。後から体の中で薬剤を薄めるため、水やお茶などを含めて、合計で約1.5ℓ前後の水分を摂取していただく必要があります。ただ下剤自体の飲む量を減らせるのがメリットです。また、腸内洗浄にかかる時間も他の下剤に比べると少ない傾向にあります。
味はややすっぱく、濃いめの味付けなので甘い飲み物が苦手な方には好評です。成分を濃くしている都合上、脱水状態になりやすく、注意して服用する必要があります。
就寝前と起床後の2回に分けて飲むタイプの下剤です。メリットは一回の飲む量が150mlと少なく、味も従来の下剤に比べて格段に改善されています。もちろん、下剤を飲んだ後は、1.5ℓ程度水分を飲んでいただく必要はありますが、飲み物は透明であればどんなタイプでも構いません。水、お茶、スポーツドリンク、コンソメスープなど患者様の好みの飲み物を摂取できます。ただ、一回睡眠を挟んで使用するため、患者様によってはお腹に違和感が出て、睡眠不足になる方がいらっしゃるのはデメリットです。
サルプレップは、既に480mlのペットボトルに下剤が配合されている点が従来の下剤と異なります。もちろん水分摂取量は多くなるものの、下剤そのものを飲む量は少なくなります。また、レモン風味で飲みやすいのもメリットです。当クリニックでは、サルプレップを120ml飲んでいただいた後、コップ2杯分の水分摂取を一つのサイクルにしています。下剤を規定量飲み終わるまで、このサイクルを繰り返します。
食べ物・飲み物の好き嫌いと同じく、下剤にも飲みやすいもの、そうではないものなの個人差があります。
当クリニックではできるだけ患者様自身にあった下剤をお選びできるようにしておりますので、好みに合わせて対応させて頂いております。
以前の検査で「下剤が苦手で飲めなかった」という方はご相談ください。
