診療科目
当院は、食道・胃・膵臓・大腸・小腸などの消化器官を専門に、風邪や発熱、頭痛といった一般内科としての診療をしております。
内科全般
風邪、インフルエンザ、アレルギー性疾患、生活習慣病など幅広い内科疾患の診断と治療に対応致します。症状が発症してからの治療はもちろんですが、重症化予防・病理早期発見にも力を入れています。感染症の予防接種や健康診断、血管年齢・骨密度測定など、現在の身体の状況を知ることが、病気を未然に防ぐ第一歩となります。
生活習慣病
食事・睡眠・運動・喫煙・飲酒・ストレスなど生活習慣の乱れによって引き起こされる体の不調。放っておくと、がん・脳卒中・心臓病など命に係わる病気を引き起こす生活習慣病について、皆さんは意識されているでしょうか。毎日の意識の積み重ねが、将来の健康寿命を大きく左右します。
自費治療
自費治療とは、医療保険制度の対象外の治療のことです。自費治療でしか受けることができない、患者様一人ひとりに合わせた優れた医療はたくさんあります。プラセンタ点滴やにんにく注射、がんのリスク検査や新型コロナウイルス抗体検査などの各種検査をご用意しています。ご興味がある方は、是非ご確認ください。
内視鏡検査
内視鏡検査は、胃や大腸の中を隅々まで観察し病変を見つけることができ、早期治療に役立ちます。
当院では、鎮静剤(麻酔)の使用や経口の細い胃カメラを導入し、痛みの少ない治療を目指しています。さらに、内視鏡を使った治療の幅を広げるため、ピロリ菌の検査や除菌治療、大腸ポリープ切除治療など、各種症状に合わせた診療を行っています。
また、患者様に安心して受診していただくため、人目を気にせず検査まで過ごせるトイレ付き完全個室を設けており、感染制御のガイドラインに沿った感染防止に努めております。消化器内視鏡技師の資格をもつ看護師も勤務していますので、不安なことがあればお気軽にご相談ください。
拡大内視鏡を使った精密検査
当院で使用している拡大内視鏡は、従来の内視鏡の約80倍の高解像拡大をすることが可能です。この装置では、NBIと呼ばれる特殊な光による観察で、粘膜上の毛細血管や表面構造をくっきり写し出すことが可能です。これまでの検査で確認できなかった異変や腫瘍を確認でき、より高度な検査ができるようになりました。
痛みの少ない検査
当院は、鎮静剤を使い患者様が眠った状態で行う「痛みの少ない検査」を導入しました。従来は、患者様が意識のある間に内視鏡検査を行っていたため、非常な苦痛を伴っていました。これが、患者様が内視鏡検査を敬遠する一番の理由となり、「胃カメラ・大腸カメラは苦しいもの」という固定概念を作ってしまいました。当院の検査では、鎮静剤で寝ている間に検査を終わらせ、気がついた時には検査結果の画像ができるという流れになります。
また、検査には最新の炭酸ガス送気装置を用いております。炭酸ガスは生体への影響も無く、腸管への吸収が良いので、検査後もおなかの張った感じがありません。
この様に当院では、できる限り患者様の負担にならない内視鏡検査を心がけております。
鎮静剤を使用する検査のメリットとデメリット
鎮静剤を使用した時と使用していない時の、胃内視鏡検査の画像を比べてみます。
鎮静剤を使用することで、眠っている間に検査を行った内視鏡画像です。
空気を十分に入れることが可能となります。
ヒダとヒダの間を十分に伸ばすことができま、見逃しのない観察を行うこと可能です。
鎮静剤を使用していないため、苦しい検査となります。
胃の中に空気を入れようとすると、無意識にゲップが出てしまい、空気を十分に入れることが難しく、ヒダとヒダ間を十分に広げることができません。
観察が不十分なまま、検査が終わってしまうことが多々あります。
メリット
- 寝ている間に検査が終了するので、苦痛を感じにくい。
- 緊張していない患部の状態を観察できる。
- 時間をかけて検査ができるため、十分な観察ができる。
デメリット
- 検査後に、1時間程度の休息時間が必要。
- 体の中の鎮静剤が完全になくなるまで、自転車や自動車など車両の運転ができない。
- 整った整備や医師の技術が必要となるため、受診施設が限られる。
料金表
胃カメラ | 大腸カメラ | |||
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初診 | 再診 | 初診 | 再診 | |
3割負担の方 | 4,330~12,590円 | 3,700~11,960円 | 6,220~18,310円 | 5,590~17,680円 |
1割負担の方 | 1,440~4,197円 | 1,240~3,988円 | 2,070~6,103円 | 1,860~5,894円 |
※検査内容や治療内容によっては料金が異なります
大腸ポリープ日帰り手術
当院では、患者さんの精神的・経済的負担の軽減を目的とし、大腸ポリープの日帰り手術を行っております。
※大きなポリープの場合は、入院が必要となりますので、近隣の病院や大学病院をご紹介いたします。大腸がんの多くは、大腸ポリープから発生するため、ポリープの段階(がん化する前)で切除することが大切です。
病診連携
近隣の病院と連携することでより高い安心感を。
- 九州医療センター
- 福岡大学西新病院
- 白十字病院
- 浜の町病院
- 福岡記念病院
- 福岡大学筑紫病院